セルライトとは、脂肪細胞と老廃物などが凝り固まったもので、太っていない女性も含め約90%が一生に一度は経験すると言われいます。
セルライトには4つの種類があります。
1:脂肪型セルライト
肥満によって溜まった脂肪が老廃物と結びついてできるタイプのもの。
どの年齢層の人でもでき下腹部からお尻にかけてよく見られます。
種類2:むくみ型セルライト
冷えやむくみによってできます。
脂肪細胞が余分な水分や老廃物を溜め込み、血流が悪くなることが原因です。
主に太ももやふくらはぎに見られ、脂肪型のセルライトよりもボコボコした状態が目立つのが特徴です。
種類3:線維化型セルライト
脂肪細胞の周辺にコラーゲン線維が絡みつくことによってできます。
この線維化型は、セルライトを長い期間放置した状態で特徴としては、デコボコがはっきり現れ、つまむと痛みを感じます。
種類4:筋肉質型セルライト
珍しいタイプで、運動などで筋肉量が多かった人が、運動をやめたことで筋肉量が落ち、脂肪が蓄積されてできるセルライトです。
他のセルライトに比べ、最も落としにくいといわれています。
そもそも、なぜセルライトがつくられるのか、考えられる原因は5つあります。
原因1:加齢
年齢を重ねると、基礎代謝量が低下し、筋力が衰えます。
そのため、皮膚がたるんで血管やリンパが圧迫されることでセルライトができてしまうのです。
原因2:血行不良
むくみやすい人や冷え性の人は、セルライトができやすいです。
それは、むくみや冷えの原因が血行不良にあるからです。
血行不良を起こすと、体が脂肪を溜め込みやすくなるため、セルライトを増やしたり、悪化させたりする可能性があります。
原因3:自律神経の乱れ
寝不足や不規則な生活、ストレスなどで自律神経が乱れると、セルライトができてしまうこともあります。
自律神経の乱れは、交感神経を優位して体を緊張させます。
すると、血管が収縮して体が冷え、血流が悪くなったり、代謝の低下を招き、セルライトができやすい体になるのです。
原因4:運動不足
運動不足で筋肉量が減少すると、セルライトができる原因になります。
それは、筋肉量が減ると、代謝機能やリンパの流れが悪くなるからです。
原因5:遺伝
まだ明確にはわかっていませんが、セルライトの原因には遺伝が関わっているのではないか、とも考えられています。
セルライト 第一弾 痩せない原因